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3月の徒然 ③

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leica IIIa, tmy400, kentmere/ ある日曜日の朝ご飯後。 テーブルにできてしまった輪染みといい、フィルムにくっついたまま現像してしまったセロハンテープの跡といい、まったくもって遺憾であります。


「日曜日の出来事」

昨日の日曜日は天気予報では曇だったのでした。
でも、土曜日から決めていたことで、晴れていたらどこかにドライブして久しぶりにちゃんと写真を撮りたいな、っていう希望、企画があり、そんなお願いが届いたのか穏やかで暖かな一日となり、わりと近くにある砂丘に久しぶりに行ってきました。

砂丘はとても好きです。
砂丘って海の近くにあるものだってずっと思ってました。
砂は砂場か海のものだって。
なのに、わたしが昨日行った砂丘は乾いた大地の真ん中に、どでんとできた砂山なのです。
よって、わたしがずっと持ってた認識の中の砂丘とは種類が違って、それは「砂漠」の仲間なんだと思います。

長距離ドライブするぞって、はりきって出かけたわりには、出かけて20分もすれば給油ランプが点灯しました。
最初の目的地の小さな町に行くため、ハイウェイの出口からしばらくドライブ、町をウロウロして写真を撮り、地元のメキシカン料理屋でお昼ご飯して、それからしばらく砂丘めがけて走ったところで給油しました。
アメリカなので、すべてセルフなんですが、moriちゃんは給油係、わたしは窓ガラスのお掃除係です、いつも。
昨日も役割通り窓ガラスのお掃除をしていたら、きれいにしたそばからどこからともなく飛んできた乾いたサラサラの砂が窓ガラスの表面をすべってゆくのでした。
砂丘が近いんだ、って妙にワクワクしました。

途中寄り道撮影することなく砂丘めがけてひたすらドライブ、一応州立公園なので500円の入園料を払って砂丘到着。
実は、昨日わたしは、なんとも砂丘にふさわしくない格好をしていました。
というのも、砂丘に行くことは当初の計画にはなく、最初の目的地の小さな町で写真を撮ってお昼ご飯を食べたあと、急遽思い立って行く事にした場所だったので、町歩きな格好をしていたわたしは(カーデ+ワンピ+レギンス+ブーツ)、とりあえずいつも車に積んであるトレッキングシューズに履き替えて、中判カメラを片手に1時間強の砂丘ハイキングに出かけました。
いっぱい歩いて、いっぱい写真を撮ったあとは、もう他に行く場所も思いつかなかったのでわたしたちの住む街に帰ってきてカフェでお茶をしました。

お茶をしながらカフェにおいてあった男性用ファッション雑誌をめくっていたのですが、どこかの素敵なブランドの白いスーツを着た素敵なモデルさんが、壮大な雪山をアタッシュケースを片手に歩いている広告が目にとまりました。
足は太もものあたりまで雪の中に沈んでいて、それを見たわたしはmoriちゃんに向かって、「ねぇねぇ、この人さ、さっきの砂丘の中のわたしくらい場違いでない?」って言いました。
「ほんまやな。」とmoriちゃんは言ってくれたけれど、作られた場違いは絵になっても、本当の場違いはただ格好悪いだけだなって思いました。

そのあとは家に帰って、お昼のこってり系メキシカンが胃にもたれて恒例の日曜ピザはスキップ、雑炊のようなものとサラダを食べながらオスカーを見て笑ったり泣いたり頭をかしげたりしました。
おしまい。


*お詫び*
最近、誤字脱字が多発しております。すみません。日本語を忘れたわけじゃありません。2回くらい読み直すように頑張ります。

by tomily | 2010-03-09 06:05 | くらし