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わたしのPBJ

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Hasselblad-500c

Peanut Butter and Jelly SandwichでPBJ、アメリカ人はみんなそう呼んでるんだと思ってたら、前回のお話で登場した60歳を越えるお友達は「なにそれ?」って言ってました。
わたしが勝手にそう呼んでるだけなのか、ただ単に彼がちょっと世間の言葉に疎いだけなのかわからないけれど、食パンにピーナツバターとジャムを塗ってはさんで食べるだけのこの簡単な食べものは、安っぽいけれど、アメリカなら誰もが懐かしさと温かさを感じながら食べるものだと思っています。
日本で言うならお母さんがに持たせてくれるおにぎりみたいな。
アメリカの小学生や中学生のランチボックスの定番メニューです。


わたしは日本人だけれど、それでも何故かこのシンプルな食べ物に無性に惹かれたりしています。
時々衝動的に食べたくなったりするのです。
私が愛用するのは、通常使われるような、食パンの表面に延ばしやすいようなクリーミーなタイプのピーナツバターではなく、ピーナツをただ潰しただけのとっても延びの悪い素朴な味のもので、それも、あまりナッツ類をたくさん食べるとおなかの調子が悪くなるので、あちこち塗れていない部分があって、食パンのふわふわがむきだしになっているような塗り方をします。
ジャムも、このごろは食べ物が本来持つ自然の甘さを味わえるようにするために砂糖断ちをしている最中なので(わたしは定期的にこの作業を生活に取り入れています)、ほんの少し延ばすだけ。
しかもこの写真に写ってるかわいい瓶のジャムは非常に甘くて、頭痛を催してくるので、ほんとにうっすらと。(わたしはこのブランドのものが苦手です。なのに、隣のスーパーで半額大売り出しになっていた時に瓶のかわいさにつられて買ってしまいました。)
というわけで、この写真を撮る時には見栄えがするようにPもJもいつもよりもたーっぷりとのせてみたわけですが、これって捏造かしら。
でも、一応のところ、これがわたしのPBJです。
白いパンか、マルチグレインのパンくらいがいいです。
この間、サワードー(ちょっとすっぱい味のやつ)のパンでPBJしたら、すっごくおいしくなくってがっかりでした。


ところでところで、先日旅行チャンネルを見ていたら、(アメリカでは旅行ネタばかりを一日中放映している「トラベルチャンネル」とか、料理ネタばかりの「フードチャンネル」とか、そんなのがたくさんあるのです。なので、チャンネル数は普通に50とか60とかあったりして、なのにこれおもしろい!って思えるお気に入りもなかなかなくて、やっぱりそのあたりアメリカなのです。)、えーと、見ていたら、PBJ専門のレストランというのがどこかの州にあって、はるばる遠くの州からそこのPBJを食べるためだけに旅行しにきましたっていうお客さんが映ってました。
PBJなのにっ!ってビックリしたけれど、そのテレビを見る少し前に、moriちゃんから「なんでも日本では卵かけごはんが流行っていて、それを専門に出すお店っていうのもあって、すごい行列ができるらしいよ」というのを聞いていたので、あぁあれと同じことかなぁ。。。。と思ったわけです。
「じぶんち(自分の家)」で食べれるやん!!って思うけれど、でも、だからこそ、そこまでして本物を食べたくなるものかもしれません。
ちなみに、moriちゃんにそのPBJの話をしたら、「日本にだってTKGがあるじゃん。」って言ってました。
Tamago Kake GohanでTKG。
いつまでたっても、台所にふらりと立ち寄ったならば「おたま」を手にもって、それを目にあてて「右、上、えぇぇぇと、見えません」と言っちゃうmoriちゃんらしい発言です。
たぶん、TKGって言ってるのは、moriちゃんひとりだと思います。
わたし、TKGが大好きで、TKG食べると、「あぁぁぁ、、、しあわせ。。。。。。」とうっとりしてしまいます。
玄米ごはんのTKG、最高。
どう?、TKGって覚えてくれたかしら?(笑)
by tomily | 2009-04-04 00:18 | くらし