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ライフ

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これがすぐにダメになってしまったチューリップ。
きゅぅっとちぢこまるようにして朽ちてゆく花もあれば、だらーっと放心状態のようになって果ててゆく花もある。
チューリップは豪快だなぁ。
そういえば、昔、誕生花の本をめくって(365日の花がのってた)みたら、わたしの誕生日花は赤いチューリップだった。
なんとおめでたい(いい意味でも、悪い意味でも)と感動したのだった。
だって赤いチューリップだもん。
ほんとにおめでたいよね、いい意味でも、悪い意味でも。


そういえば、先々週くらいに歯医者さんに行くよって、先生はジョン先生とゆってとってもかっこいいんだよ、って言ってたでしょう?
あの話の続きを少し。
先生に会う日は(ただの治療だけど)雪が降ってて、寒くって、先生に会うなり、「もううんざりだわ、こんな天気は。。。」なんて言って、でもできるだけ明るい笑顔を作って、治療受ける気満々な顔をしてみた。
そして、麻酔の注射をしてもらったんだけど、涙が出てきそうなほどに痛くて、舌に広がるしびれがしびれを通り越して痛くて、何かがおかしいんじゃないかとビクビクした。
でも作業としてはそんなに大変な治療じゃなかったので普通に始まり、滞りなく進んでいた。
と、突然、先生がナースを呼ぶ。
(名前なんだったっけ、メアリーにしておこう。)「メアリー、たいへんだ、すぐに来てくれ。すっごい大事な用事、早く、早く!!」って。
大口開けて、あごがダルくなってなってきて、そしておまけにウトウトしかけていた私の全身に一瞬にして緊張が走った。
何?、何?、何?、えーーーーーーーーって、すっごくビビってた。
わたしの歯、ついに壊れた???って本気で焦ってた。
そしてメアリーが走ってやってくるやいなや、「これ、誰が歌ってる?調べて紙にかきとめといて!! これ、すっごい大事!!!」って言うジョン先生。
有線(放送)で流れてきた曲のことだ。
はぁぁぁぁぁぁっ?
さすがはアメリカ人。
ジョン先生もやっぱりアメリカ人だったんだ。
それからしばらくは助手のナンシー(仮)と「Jack Johnsonだと思いますけどぉ?」「うん、そんな感じだけどさ、でも絶対そうだって言える?」「はい、かなりの確信がありますけど?」「うん、まぁ妥当な線だよね。」って。
すぐにメアリーが「書き留めときましたぁ。」と言い、「お、サンキューっ!で、誰だった?」「Jack Johnsonです。」「あぁ、やっぱりね。」って。
わたしもJack Johnsonかと思ったけど、そうじゃなくて、わたし、大口開けてますけどぉ?って。
あぁ、やっぱりジョン先生もアメリカ人だった。
わたしの歯は壊れてはなかったけれど、過去の支払いの余剰でまかなえる治療だったからタダですんだんだけど、なんだかわたしの心のなかはあの歯医者さんのキーンって音と、薬品の匂いでぐちゃまぜにされたような状態だった。
アメリカって、やっぱりアメリカ。


そして今日は、moriちゃんがジョン先生に会う日なんだけど(半年に一度の検診日)、なんか変わったことはなかったか、moriちゃんが帰ってきたら訊いてみよう。
メアリーもナンシーも元気だったか、訊いてみよう。


週末に撮った、渾身の出来だと信じていた写真、昨日現像してみたら、ヘボくてガッカリ。
しかもまたもや現像ムラ作ってしまって、ダブルでガッカリ。
色々と考える余地あり、だから面白いんだなぁ。
by tomily | 2009-03-19 00:27 | くらし