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6月の徒然 ⑥

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mamiya m645, tmy, pull 400 down to 100, extol, oriental warmtone/ きれいにきれいにすくって食べたい、素敵なお菓子の断面のよう。

口にすれば毒が強すぎるから言わずにおく思いが、心のなかでヘドロのようにはびこって、どうしようもなく重くて臭くて嫌気がさしている朝です。
moriちゃんとケンカをしたわけではありません。
ケンカをして言いたい事があれば、必ず本人に面と向かって言うのがわたしのやり方です。
ぶつかって、泣いたりわめいたり、そしてふと冷めたりする、面倒くさいヒトです、わたしは。
そして翌日にはきれいさっぱり、ほとんど何も覚えていないというのが常です。

では、わたしの心をいつもこう、抜き差しならない悶々とした状態に陥らせるのは何かと言えば、それは今という時間と空気、もっと簡単に言えば今の社会の在り方だったりするわけです。
高尚なお話でも、ナルシシズムでもありません。
わたしは、わたしが今の時代に生まれてきたことに時々、ひどく嫌悪感を覚えるのです。
「馴染まない」とでも言うのでしょうか。
間違った時代に生きているような気がして、場違いな自分の存在に心許なさと憤りを隠せないのです。
敢えて、社会に反発するような態度を示すことをスタイルとするような、そんな若さの発露ではありません。
むしろ、馴染めないことへの悲観と懸念ばかりが大きくなる歳にあるのです。
いつかは、こんな思いをも超越したところへと辿り着き、達観できると良いのですが。


はぁぁ、文章にして、書いて整理すれば、すっきりしました。
時々こういうのが必要になるんです、が、失礼しました。


ところで、最近読んだアメリカの健康や生活関連の雑誌の中に、興味深い記事がありました。
わたし自身はその内容に関しては新しく知るところのものではなかったのですが、あらためて社会に呼びかける形でそういう内容のものを見ると、ほほぉと思ったわけです。
その内容というのは、鬱などの精神的に不安定な状態にはものを作る(造る、創る)作業が非常に効果的に、いい方向に作用するというものです。
詳細を話せば長くなるので省きますが、マウスを使っての実験結果、臨床的見地、歴史的考察からしてもそれは確かなことと言えるようです。

また、例えばtwitterのような一見、人との繋がりを促すことが目的と思われているような、簡単、迅速に自分の思いを吐き出してしまえるような媒体をもっては、繋がることや打ち明けることで緊張を緩和させる効果よりも、覚醒感をより募らせ、かえって(鬱的)状態を悪化させる危険性の方が高いということです。

人は悲しいくらいに、便利で簡単で、娯楽性の高いものに流れてゆくものです。
そしてその流れが常に、新しい社会の在り方を築いてきたのだし、これからもそうしてゆくのです。

わたしはわたしが信じる生き方を、はばかることなく遂行してゆこうと思います。
良いと思うものだけを採用してゆこうと思います。

Stay healthy in your mind.
Don't be bothered too much.
# by tomily | 2010-06-18 02:02 | くらし