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季節と香りと(おしゃれのはなし 3)

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深紅色の香り
秋の装い


*****

台所回りの仕事が好きだし、編み物や縫い物が好きだからマニキュアを塗ったり爪を伸ばしたりが苦手。
でも、出かける時のお洒落のポイントとして香水だけは忘れずに身にまとうことに決めている。


香りはわたしの輪郭の一部となって、言葉を交わす人にもわたしの特徴として記憶に残るのだう。
そしてわたし自身、自分の好きな香りをまとっていることで安心する。
会う人とわたし自身の両方が気分を害さないくらいの優しい香りを、ふとした隙間の瞬間になんとなく感じるくらいにまとうのがポイントかなと思う。


ところで、わたしのお気に入りの香りはみんな赤いボトルに入っている。
赤にこだわったわけではなくて、たまたま魅かれる香りを求めていったらみんな赤だった。
香水が好きで集めていたこともあったけれど、耳鼻科系の器官があまり丈夫じゃないみたいで香りによっては吐き気とか頭痛がひどいので、そういう香りを処分していった結果、この3つが残った。
左から、Cacharel の AMOR AMOR、真ん中がChristian Dior の Hypnotic Poison、右がBvlgari の Omnia。
どれも相当前に手に入れたもので、本来の香りと違うものになってるんじゃないかなぁとちょっと疑ったりもしてる。


この3つの香りの共通点って何かなぁって考えたら、それは多分初秋にお似合いの香りということだと思う。
秋の訪れにひっそりとわくわくする感じ。
セーターの袖の内側にそっとつけて温める感じ。
毛布にくるまってぼーっと枯れ葉が舞うのを見つめる感じ。
だから、やっぱりボトルは深紅なのかなぁ。


大好きな季節にお気に入りの香りをまとって近くへおでかけするの、とっても楽しい。


  
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by tomily | 2008-10-29 10:27 | くらし

靴みがき(おしゃれのはなし 2)

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きゅっきゅっきゅっ、きゅっきゅっ、きゅきゅ。
(おばQのリズムでお願いします。)


*****

靴磨きとか、バッグ磨きとか好き。
持ってるものを全部並べて、かたっぱしから磨いてゆくのは楽しい。
こんなの持ってたんだぁ、あれ、これを最後に使ったのはいつだっけ?と思いながら「おばQ」のリズムに合わせてミンクオイルをすりこんでゆく。
いつの間にか1時間とか2時間とか経ってたりして、気がつくと陽が傾きかけていたりして、ちょっと豊かな気持ちになる心地よさ。


わたしは昔から非常に「ものもち」のいい方の人で、気に入って買ったものは何年も10年以上も磨いて磨いて使ってゆく。
そして34歳の今、もうそれほど新しく買うべきものなどなくなってきてしまって、ちょっとつまらないなぁなんて思う事もある。
でも愛情かけて守ってゆくものはそれほど多くはいらないし、むしろ今あるものに満足して暮らしてゆくことはとても幸せな暮らし方である。
だからこれでいいような気がしてて、そろそろ老後のためにお金を貯めてゆくことにしてる(笑)。


上の靴の写真、実はみんな同じブランドの靴。
左ふたつが夫ので、右ふたつがわたしの。
一番左の茶色と一番手前のアイボリーは同じデザインの色違い。
左からふたつめのキャメルとその右横の白も同じスタイルのデザイン違い。
同じ時に買ったわけじゃないけど、気づいたら同じようなものを所有していた。
履き心地の良さ、頑丈さ、飽きのこないもの、そういうところに着目すると自然と同じものに傾いていたのかも。
とゆうか、夫の専属スタイリストはわたしで、夫のお買い物にはいつもわたしがかなりの口出しをするので、とどのつまり、わたしの趣味で選ばれた靴ばかりというわけだったりもするんだけど。


靴磨きやバッグ磨きのような作業は、所有物もそうだけど、わたし自身の心の風通しにもなるので、これは暮らしの中の大切な定期行事でもある。
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by tomily | 2008-10-28 01:03 | くらし

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いっしょに碧い空を愛でましょう。

いつまでも明けなければいいのにね。
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by tomily | 2008-10-22 00:28 | でんたつ

わたしの好きな服(おしゃれのおはなし 1)

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やっぱりジーンズが好き。


*****


ずっとずっとジーンズが大好きだった。
そして色んなブランドのジーンズを履きさまよってみたけど、やっぱり愛すべきはリーバイス。

このごろはどんな履き方がグーなんだろう?
流行とか、そういうものがまったくわからない。


ちなみにわたしの最新ジーンズはメンズの501、濃いめの色。
男の子が少しだけオーバーサイズのものをゆるく履いてる感じがとても好きなので、そんなイメージで。
店員さんは「その履き方、すっごい好きー!僕もそのラインがお気に入りなんだ。」とはしゃいでくれたけど、夫は隣で渋い顔。
女の子にはジーンズはぴっちり、プリリと履いてほしいらしい。
ちなみに、わたしはそういう履き方があまり得意じゃなくて、ブーツカットなんかどう履いていいのかわからない。

もひとつ、夏の一掃セールみたいなので、オーバーサイズのウォッシュド、膝丈穴あきジーンズも買った。
3〜4サイズくらい上のサイズ、ベルトでぎゅーっとしぼって履くと、キュロットみたい。
タイツを下にはいて、ブーツと合わせたい。
(メンズ501もキュロットも写真には写ってない。)


ジーンズはわたしにとってお守りのような服で、これを着てるととりあえず安心、っていうようなもの。
制服みたいなものかなぁ。


寒くなってきたから、ジーンズ履くのが楽しいな。
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by tomily | 2008-10-21 10:44 | くらし

語る後ろ姿

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何が起こったかというのはそれほど重要な要素ではなく
起こったことにどう対処するか
それこそが重要なポイントですよ


*****


それにしても、写り込むなぁ、moriちゃん。
いつもパパラッチのようにそこにいて、いつの間にかファインダーに入り込んでるの(笑)。


後ろ姿が素敵ってスゴイと思う。
顔も見えないし、声も聞こえないのに、それでも何か語ってるなぁって。
勇気をもらったり、わけもなく、「そうですよねぇ」とうなずきたくなったり。


わたしが年をとっておばぁちゃんになった時、知らない若い子に後ろ姿撮ってもらえますように。
いまのうちにたくさんの素敵な後ろ姿を見ておこうっと。
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by tomily | 2008-10-20 11:13 | きろく

キウイ

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『喜憂意』と書いて、キウイでお願いします。
ちょっとヤンキーチックです。
おまけにタイムリーだったりもします。


*****


このごろ、キウイが美味しいなぁとうっとり幸せ時間を過ごしてる。


元来我が家では林檎とバナナ以外のフルーツはあまり買わない。
(わたしの好きな4大果実は 林檎、枇杷、無花果、柿 である。でも林檎以外は手に入れるのが非常に難しい。)
たぶん、わたしが林檎とバナナ以外のフルーツをそれほど好きではないからなんだと思う。
甘すぎるもの、味が強すぎるものが苦手で、パイナップル、メロン、イチゴなんかは食べた後にも口の中にたっぷりと余韻が残ってしまうので、食べれるし時々は食べるけど、好きぃっ*じゃない。


誰かを家に招いたりする時(とってもまれな事だけど、笑)はそれでも、フルーツがあると嬉しかったりするので、何種類か買ってくる。
先日はあるフルーツに対してアレルギーのある方がいたので、慎重に選んだ結果、すーーっごく久しぶりにキウイというものを買ってみた。
ごく一般的な茶色のひよひよの毛がわんさか生えた、中が緑のものがなかったので、もっとかわいい産毛な、中が黄色いものを買ってみた。
そしたら、びっくりするくらい美味しかった。
フルーツの味はこうでなくっちゃと思うくらいに、ほろろと優しく甘酸っぱかった。
どうしてこんな幸せをうすうす見逃していたんだろう、と大袈裟に後悔するほどの喜びである。


喜憂意。
多分にこのごろの気分。
この当て字を思いついて、あまりのタイムリーさと、あまりのしょうもなさに、「特許だわ」とひとりほくそ笑んだ。


さて、今日は木曜日。
わたしの好きなあの子が、「木曜日は金曜日イブでワクワクするから好き」って言ってたから、それ以来わたしも木曜日って好き。
「イブ」って素敵な言葉だな。
でもね、「いぶ」ってタイピングして変換キーを押すとね、「伊武」って出ちゃうの。
それって、この間このパソコンで「伊武雅刀 」さんの名前を入力したからだよねぇ、きっと。
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by tomily | 2008-10-17 00:31 | くらし

うずまき猫

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ミツケタ。


*****


カメラを持ってお散歩中、見つけてしまったよ。
誰かの家の庭で。
あまりにも当然のごとくそこにいるから、見逃すとこだったよ。


*****

猫のお話を少し。

昔、わたしはテキサス州の州都、オースティンという場所に住んでた。
2年くらい住んだはず。
わたしの毎朝のジョギングはもう8年くらいの日課なんだけど、オースティンに引っ越してすぐの頃、やっぱり新しいジョギングコースを見つけるためにしばらくはコースを変えて色んなところを走り回ってみた。
そしてその時にとっても楽しみだったのが、近所にお住まいの猫を見つけることだった。
村上春樹さんの本に「うずまき猫のみつけかた」というものがあるのだけど、その影響のせいだったと思う。
わたしは本を書かないけれど、それでも多分、とても精神活動が活発な方の人なので、生活のバランスをとるために、ある程度の肉体的ストレスを必要とする。
村上さんがジョギングやマラソンをするのと少し似ている。
かつて村上さんが訪れたこともある町だったり、ジョギング中だったり、やっぱり猫がちらほらと見えたりするから、オースティンの古くてかわいい住宅街をウロウロと走ってるわたしの気分は「なりきり村上春樹」さんだった(笑)。
なぁんていう昔の話を、この度、村上さんがカリフォルニアにて講演会をされたという記事を、敬愛するブロガーさんの一人の方のブログで読んで思い出してみた。


この週末、我が家の食卓でのぼった話題のひとつが、新しい猫さんをアダプトしようかということだった。
というのも、先週の金曜日のニュースで聞き捨てならない知らせを聞いたから。
10月に入ってから、我が町の動物愛護団体で300匹以上もの猫を保護したとのことだった。
かつてないほどのこの大きな数字は、不況のあおりを受けてペットを手放すことに決めた人たちの数に比例するということらしい。
あまりの数の多さに、動物愛護団体は早急な人々の助けを募るに至ったらしい。
悲しくなってしまった。
我が家でも、5年前にオレゴン州に住んでいる時に猫を一匹アダプトした。
その時はごくごく個人的な理由からだったけど、縁あって結ばれたわたしたちは皆、今とっても幸せに暮らしている。
わたしたちのこの幸せは、多分に動物愛護団体の存在に依るところが大きい。
そう思うと今回のニュースにはじっとしていられなかった。
。。。。と思っていたら、6年乗り回している我が家の車のパワステベルトが突然切れてしまって、遠出不可能だった週末(笑)。
気になりつつも身動きとれずに週末が明け、今朝の新聞で嬉しいニュースを発見。
テレビニュースや新聞での呼びかけで、この週末でなんと150匹の猫がアダプトされたとのことだった。
普段の週末はせいぜい20匹くらいらしいから、すごい反響だったことがうかがえる。
このご時世にも、小さな命のことを思い、愛護団体の活動を支えようという気持ちを持ち合わせている人もたくさんいるんだと思うと、とっても嬉しかった。

ところで今回うちの食卓で、夫と夫の膝の上に座っている我が家の猫さんに向かってわたしが切り出した言葉。
「moriちゃん(夫)とはんめちゃん(猫)さえOKならば、新しい猫さんをうちに迎えるのはどうかな。。。。?」
moriちゃんの気持ちは確かめられても、はんめちゃんの気持ちはどうやって確かめたら
いいんだろう?
実はこの何ヶ月間かずっと、新しい猫さんをうちに迎えることを考え続けていた。
でもどうやって話を切り出していいのかわからずにいた矢先の、今回の出来事。
みんなに話を切り出す口火にはなったけれど、どうも夫も猫さんもあまり乗り気ではない様子だし、どうしようかなぁ。。。。



*村上春樹氏の講演については、長く拝読させていただいている、敬愛するゆっこさんのこちらの記事をどうぞ。
実はずいぶん前に、このような企画があることをゆっこさんの記事で教えていただいてて、夫婦そろって村上春樹さんファンの我が家、行ってみる?なんて言ったのも束の間、気がつけば終わっていたわけなのでした^^;
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by tomily | 2008-10-15 02:13 | くらし

日曜の朝に思うこと

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もっとひどいことも起こりえた。
これはほんのヤケドなんだ。


yes, it could've been much worse.



*****


ビタミンD3をたくさん飲んでるせいか、元気な精神を保っている。
太陽の光が苦手な上、冬が近づくごとにどんどん日照時間も減ってゆくし、家にこもってるのが好きだったりもするから、自然とビタミンD不足になりがち。
ビタミン剤とか薬とか、食べ物以外から摂る即効性のあるものは好きではないけれど、ドクターの勧めでしょうがいないなぁと思いながら飲んでいる。
でも元気な精神は、ビタミンのお陰かもしれない。


ベランダに遊びにくるリスさんたちにひまわりの種を。
このところ毎日遊びにやってくる。
急激に寒くなって、栄養を蓄えようと焦っているのかもしれない。
わたしには大したことはできないけれど、訪れる厳しい季節を乗り越えられるよう、体の脂肪を増やすこのとのお手伝いくらいはしたい。
彼らが両手でていねいにひまりの種を拾い上げ、かぷかぷと食事する様子はとても素敵である。
食事の何たるかを教えられている気持ちになる。


先日、コロッケを揚げていた時、油が派手に跳ね返って、フライパンの柄を持つ左手に熱い油を浴びた。
事の成り行きは、目の前でスローモーションの映像で流れた。
わたしはこういう時、とっても冷静に起こっていることを眺めてしまう。
襲いかかってくる油の形さえも覚えているくらいに。
コロッケが大事だったので、あまり丁寧に手を冷やす時間がなかった。
そして、わたしの左手には変な色の変な形の痣があちこちに残った。
コロッケが全部台無しになってコロッケを食べてくれた人の笑顔が見られなかったり、フライパンごとひっくり返してしまって台所がしっちゃかめっちゃかになったり、そんなことだって起こりえた。
でも、後何日かすれば消え去るであろう変な痣だけで済んだ。
わたしが決めたbetterとworse。

美味しかったコロッケ、愛おしい笑顔、林檎が似合うヤケドを負った手。
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by tomily | 2008-10-13 01:39 | くらし

祈り

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誰かのために祈ったり

誰かに祈ってもらったりして

そうやって歩いてゆくことの温かさと心強さ



*****


不安が募ってしょうがないこのごろ。
この国はどうなるんだろう、この国に生きる人たちはどこに向かっていくんだろう。
言いようのない、つかみどころのない、心空く感じ。


ぶるるんと回転音をたてるエンジン。
ぼとぼとと落ちてくるみぞれ。
白く曇ったフロントガラスだけが、わたしを冷たい世界から守っていた昨日。
10月12日、私の住む町では雪が降った。
冷たい金曜日だった。


ハイブリッドカーを買うか、地金を買うか。
そんなカオスが二人の会話を占領する。


逃げないし、あきらめない。
心身を健やかに保ち、一歩ずつしっかりと歩いてゆこうと、お互いに励まし合う。
祈って、祈られて、しっかりと体温を感じる。
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by tomily | 2008-10-12 01:39 | きろく

「おいしい」ということ

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「おいしいよ。」と言われて感じることが、以前と違うことに気づいた今日。


*****


今日は大好きな人たちを家にお招きした。
わたしが知ってる、みんなの好き嫌いを総合して、大丈夫そうな材料を選んでの和食メニューでおもてなしをした。
たいしたことない、普通の家庭料理だけど、ありったけの愛情を込めて丁寧に料理した。


みんなもお返しに、「おいしい」という気持ちを心を込めて伝えてくれた。


おもてなしの時間を終えて一段落して、そしてほっとした頭でさっき気づいたこと。
「おいしい」と言われて、昔なら料理の腕を褒められたような気がして、ただそのことに嬉しくなったり、ちょっと誇らしい気持ちになったりしてた。
「おいしいよ」、「ありがとう」、のやりとりだった。
それが今では、「おいしいよ」、「よかったね」、なのである。
お世辞で言ってもらった場合にはこの関係は成り立たないのだけど(笑)、もしそうではなくて心から「おいしい」と思ってもらった場合、相手が美味しいという幸せを味わったということ、美味しいと感じられる健康な体を持ってること、そのことに嬉しくなる。


今日のお客さまは、みんなわたしの大好きな人たち。
だからかもしれない、彼らがただ元気でいてくれること、彼らが美味しいと思える食事ができたことが嬉しかった。


玄米ご飯の朝ご飯を食べる夫が、お味噌汁をすすった後にため息をひとつ、「おいしいよー」と声をかけてくれる。
「よかったよー」というわたし。
味噌汁の美味しさがしみ渡る、健康な体でよかったよー。
今日もごはんが美味しくてよかったねー。
あなたが美味しいを感じられて、わたし幸せだよー。


*写真は今日のおもてなしには全然関係なくて、今年のはじめ頃に撮ったもの。
ちなみに今日は、コロッケとか、いなりずしとか、お箸で食べるとっても家庭的な和食ばっかり作った。

*もひとつ、思い出したこと。
今日お招きしたうちの一人のアメリカ人のお友達は、いなりずしに、コロッケ用に用意したソースをかけて食べていた。
「それ、変。」って指摘したら、「スパイシーなのが好きなんだもん。」と言った。
「おいしいよ、うん。」とまで。
ここ、以前はとてもこだわっていた部分な気がする。
「こういう風に食べてほしい」とか、「それじゃ台無しだ」とか言って。
でも今日、単におもしろい、これって文化の違いだなぁと思った。
この人が美味しいって言うんならそれでいいやって。
にっこり笑って「よかったね」と言った。
自分でも驚いた気持ちと言葉。
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by tomily | 2008-10-10 12:25 | くらし