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nikki 02,28,08

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b0088205_1157694.jpgりんごのこと。

今日のりんごは変だった。
「rome」という種類のりんごで、皮の色のおどろおどろしいことにもビックリしていたが、半分に切ってみたらそのおどろおどろしい色の模様が入っていてもっとビックリ。
果実に模様が入るりんごなんてあったんだ。。。。
例によってかぶりついたら、皮が堅かったので、すぐに皮を剥きました。

そもそも、先日から、夫が毎日のように色んな種類のリンゴをひとつづつ買ってくるものだから。
失敗も多々あり、食べたくない種類のは元気になったらお菓子作りに使うことにしよう。



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バナナのこと。

今日は、先日旅でお世話になった女性の真似をしてバナナを切ってみた。
バナナを片手にもって、ナイフでするするとスライスしていくやりかた。

毎朝、彼女はバナナをそうやって切ってくれて、ボウルに装ってくれた。
ある朝、わたしはするすると器用にナイフを滑らせる手の横で、思わず見とれてしまい、そんなふうにナイフを使ったことがないと告白した。
わたしはいつもまな板の上で、上から下へと包丁を下ろすだけ。
慣れた滑らかな手つきと、バナナの柔らかさがとてもバランスよくみえた。
バナナはこうして切るほうが素敵だなって思った。
わたしは、お母さんの隣で包丁の使い方を熱心に観察する子供のような気分だった。

バナナ、なのに、そうやって丁寧にスライスしてくださる温かさも嬉しかった。
バナナを手で触る事に躊躇しない距離が嬉しかった。

たとえば。
わたしはちゃんと人の手でにぎられたおにぎりが好き。
ラップなんかでくるんでにぎられたものは、少し寂しく感じる。
美味しさもちょっぴり少なく感じる。
そういうのと似てる気がする。


新しいナイフの使い方に慣れないわたしが切ったバナナは厚さもまちまち、するするとかっこうよくスライスしたとは形容できない有様だったが、こうして食べたバナナはいつものバナナよりも美味しく感じられて、いつもよりも丁寧に味わって食べた。
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by tomily | 2008-02-29 12:02 | くらし

gallery 永遠

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凍てつく寒さのなか、鮮やかな花などなかった。
そこにはただ、朽ちてなお枝に留まる枯れた薔薇の姿だけがあった。


嬉しかった。
ずっとそこにいてくれることが、ただただ嬉しかった。
寂しくない、と思った。
枯れててもいい、ただそこにいてくれることがありがたかった。


変わらないものなどないのかもしれない。
それでもわたしは、普遍とか永遠という言葉を信じてみたい。

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こんな写真、いつかどこかで撮ったはず。。。。と思って見返したら、やっぱり。でした。
よろしければ、こちらもちらりとどうぞ。

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by tomily | 2008-02-28 12:42 | くらし

nikki 02,26,08

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また、りんごを一生懸命食べている。
旅の4日目から体調を崩し、戻ってくる日には高熱にみまわれた。
以来、高熱は続きに続き、そろそろ薬も効かなくなってきてしまった。
前回の発熱とは違って食欲はあるので、むしゃむしゃとりんごやオレンジを食べている。

健康体の時に大好きな「Gala」という種類のりんごが全然美味しく感じられない。
かわりに、今は「Jonagold」が美味しいと感じる。
りんごの味と食感は本当に多様で、まるで同じひとつの名前であることが不思議なくらい。


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ゆで卵のこと。

今回の旅では、わけあって個人宅にお世話になった。
一人暮らしの60代女性のおうちに夫とふたり、居候させてもらった。
初めて訪れる場所だったし、もちろん面識もなかったのだけど、一目見て、お互いに安心したような感があった。

毎朝、わたし好みの朝ご飯(というか、偶然にもうちで食べているものと全く同じメニュー)を用意してくださっていた。
そして、初日に深く感動してしまったのがゆで卵だった。
わたしはふだんの朝ご飯では卵は食べないのだけど、用意してくださっているとあれば喜んでいただく。
そして、このゆで卵が、なかなか、どうして、ちょっと感動ものなのであった。
柔らかい白身、濃厚でしっかりとした黄身の味、するりと向ける殻、もうパーフェクトであった。
夫はそんなことなど微塵も感じていないようだったけれど、わたしはいたく感動してしまい、毎朝それを食べ続けた。
朝ご飯は彼女と一緒に1時間半ほどかけて、ゆっくりとおしゃべりしながら食べていたのだったが、ひょっとしてこの安心感とか信頼感とか温かさがこの美味しさを生むのだろうか。。。。と考えたりもした。
普段自分で作っているものと同じものなに、人に差し出されると異様に美味しく感じることだってあるから。

最後の日の朝、聞いてみた。
どうやってこのゆで卵を作っているのか、と。
そして受けた手ほどき通りに今日、熱でふらふらしながらもゆで卵を作ってみた。
なるほど。
あの味だった。
たっぷりの水に浸して一度沸騰させる、そしてすぐに火からおろし蓋をして15〜20分置く、そして冷水にとる。
柔らかくぷりぷりの白身、しっかりと味のある黄身、これだ!という感じ。

ゆで卵と、彼女と紡いだ親密な時間。
りんごと、旅のお土産の高熱。
妙なリンク、ちょっとおもしろい。
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by tomily | 2008-02-27 11:28 | くらし

gallery tulip#4

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チューリップシリーズ最後、#4のテーマは、「憧憬と情景、チューリップ」です。


この写真は「lensbaby」という、ちょっと変わった姿のレンズで撮りました。
新しい時代の、でももともとのアイデアとしては古い、レンズの筒部分が蛇腹になっているレンズです。
わたしにとってこのレンズ、意図的に「印象」を深めることができる、表現力に優れたレンズという認識です。
焦点を合わせた点を中心に、外に向かうにつれて大きく画像が歪みます。
しかし、なんといっても焦点を狙った一点に合わせるのが難しかったり、その状態を固定するのも難しかったり。。。。。要するに使いこなせていません^^;


「憧憬と情景」。
大学時代、文学部美学科に属していたのだけど、その時の哲学のクラスの学期末の試験の問題が「憧憬と情景について述べよ」でした(笑)。
その時の回答などめちゃくちゃだったはずで、10年以上経った今でさえもロクな回答などできそうにありません。
でも、もし、そのふたつの言葉から連想する画像があるとすればこんな感じかな。。。それがこのlenbabyで撮るチューリップの写真。
「イメージ」にぐっと集中すること、思いと光景とのオーバーラップ、印象主義的表現、憧憬と情景が交差する瞬間という理解です。


写真を始めてからずっと考え続けていること、「どうして写真を撮るのか、何を撮りたいのか」という問題。
そして、いつの時からかなんとなく心に浮かんできてずっと存在しているわたしなりの答え、それが「印象の表現」ということです。
もの、景色を前に生まれた正や負の感動、そしてその感情にぐっと集中した時に自然とたどり着く構図。。。。
このあたりのおはなし、永遠のテーマ、長く長く続きそうなので、さわりでやめておきます(笑)。
lensbaby、使いこなせるようになれるよう、がんばります。

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by tomily | 2008-02-26 01:45 | くらし

gallery tulip#3

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チューリップシリーズ#3、テーマは「チューリップ、一輪」です。


チューリップの花を花瓶から一本だけ抜き取り、手にもって部屋をうろうろしました。
生まれたばかりの赤ちゃんのような柔らかさともろさ、どうやって触れていいのかわからなくなるような繊細さでした。
そぉっと手にして、傷つけないように、そして気に入った光とアングルのバランスを探して撮りました。


チューリップっていつも「みんなで揺れている」っていうイメージがあるけれど、こうして「ひとつだけ」の姿で楽しむと、普段感じているよりももっともっと親密な感じ、優しさが感じられる花だなぁと思いました。
わたしの性格には、こんな感じのほうが似合うかもしれない。
一輪挿しにそぉっとさして愛でたい花、という新しい認識が生まれました。


下の写真、夫に「どうなってるの?この構図。。。」と問われました。
たしかに、わけわからない構図です。
壁に足を投げかけ、チューリップを片手に「ふふふ」と笑っている図を想像してくださいね^^
なにもかもが無造作に、ぽつり、という感覚に心地よさを感じた一瞬を撮りました。



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*コメントを残してくださる方へ
 いつもとても嬉しく拝見しております。
 みなさんが下さる言葉を、ひとつひとつ大事に心に取り込んでいます。
 旅行中につきお返事が遅れております、ごめんなさい。
 お返事、普段の生活に戻った時の楽しみにさせてください。
 明日、家に戻ります。

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by tomily | 2008-02-24 01:50 | くらし

gallery tulip#2

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チューリップシリーズ#2は、「朝のコーヒーとチューリップ」。

チューリップが我が家にきた次の日、それは日曜日だったのだけど、いつもより少しゆっくりに始まった朝、陽の光もずいぶんと豊かになってきた頃に朝ご飯が始まりました。
嬉しいので、チューリップを食卓にのせました。
陽の光に照らしてみるチューリップもやっぱり素敵で、それは朝の訪れを祝福しているかのような感じ。

このお花をくださったお友達は、わたしの雰囲気に合うようにもっと柔らかい色のものを選びたかったと言っていたけど、生憎いい状態で手に入るのはこの色しかなかったらしく。
それでもこの落ち着いた赤い色、実はわたしは好きです。
とても奥ゆかしい色だと思うし。
このお花をくださったお友達の姿にも重なります。

まだまだ若い状態で摘まれてしまったのだろうチューリップ、葉や茎の部分は痛々しげに若い緑。
花びらの赤い色にすっかり気圧されてしまっている感じ、それも切り花の風流かなぁと感じます。
元気の良いチューリップがよければ、しっかりと大地に根ざしたチューリップを鑑賞すればよいのだし。


おいしい朝の一杯のコーヒー、立ちのぼる湯気、白んじた空気、そんな中で見るこの深紅のチューリップの花びらは思いがけず柔らかく、優しさに充ちたものでした。


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by tomily | 2008-02-23 01:50 | くらし

gallery tulip#1

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昨日から旅に出ています。
アイダホの北の方に来ています。
jazzのおまつり、音楽漬けの日々をここで4日間過ごす予定です。


ということで、この期間のエントリーのため、たくさん撮ったチューリップの写真をまとめてスキャンしてきたので、それをアップしていきたいと思います。
#1、今日のテーマは「蛍光灯の灯りとチューリップ」。

このチューリップは、先日お友達夫妻が我が家に遊びに来てくれた時にお土産に持って来てくれたもの。
お花の贈り物は久しぶりだったし、季節を先取りするチューリップだったこともあって、とても嬉しくて、大はしゃぎしてしまいました。
そしてわたしの「誕生日花」は、まさにこのチューリップだったりもするのです。

楽しい宴、主役は食卓、でもなお、楽しい宴を支えるのは他のどこでもなくこの台所。
蛍光灯の灯りはその象徴かな、と思います。
贈られてすぐのチューリップ、まだまだ初々しく、よそよそしい感じ。
賑やかな食卓と、ひっそりとした台所。
その日の夜の、わたしの幸せだったのでした。


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by tomily | 2008-02-22 01:58 | くらし

nikki 02,19,08

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今日、注文していた本が届いてウキウキです。
ちょっとまえ、本のことについて触れた時、どうしても本が欲しくてたまらなくなり、夫と「ひとり五千円までね。」と決めて、日本の本屋さん(海外発送もしてくれるところ)に注文しました。
その本が届いて、フラダンスでも踊りたくなるくらいに嬉しいです。

夫は小説と評論を何冊か、わたしは編みものやパンの本なんかを。
親切で優しいお友達は、かつてわたしに本を送ってくださったり、「いつでも言え、送ってやるよ」なんて嬉しい言葉をかけてくださったりした。
でもね、ほんとはこうして、やる気さえあれば自力で手に入れる事もできるのです。
優しい人たち、甘えたりしてごめんなさい。
でも、ただただ、そういう親切を受けるのが嬉しくて優しさに甘えたり、かけてくれる言葉の嬉しさに酔ってみたりしたのです。


写真は、去年の12月に古本屋さんで撮らせてもらったもの。
蛍光灯の古びた感じの灯りと、古い本たちの背表紙にぐっと魅せられてしまったのでした。
そして、古本屋さんはなんといっても匂いが素敵。
時間が止まってしまったような匂い。
永遠を感じる匂い。
毛布のような温かさ。


明日から少し旅に出るのだけど、新しい本を持って行けるのが嬉しいな。
新しい毛糸と針を何本かも持っていこう。
まだ何を編むか決めていないけれど。
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by tomily | 2008-02-20 13:07 | くらし

space lock#3

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さあ、そろそろ、解かなければならない時がやってきたね。

ちょっと寂しいけど。

すごく不安だけど。


進むしかないんだ。

自由ってそういうことなんだ。



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*****


「鍵」を見るとついつい惹き寄せられるようにして撮ってしまいます。
きっと、どんな気分の時にも、鍵の姿と自分の姿がうまく重なったり、寄り添い合えたりするからなんだろうと思います。
しっくりくるもの、そういうことなんだろうと思います。


『lockシリーズ』
lock #1
lock #2
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by tomily | 2008-02-19 12:12 | くらし

nikki 02,17,08

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レディーフィンガービスケット。
スポンジを焼くのが嫌いなので、これで許されるデザートは嬉しい。
バターが入らないところも、好きな理由のひとつ。


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このごろ、ティラミスをよく作ってた。
夫が一番好きなケーキだし。
昨日は大好きな友達夫妻を招いて夕ご飯、デザートに、パイ皿入り、半凍り状態(セミフレッドというらしいです)のティラミスをみんなで取り分けて食べました。

写真は、先日の夫のお誕生日に焼いた、夫専用のティラミス。
レディーフィンガービスケットを、エスプレッソと濃いビールを混ぜた液体に浸して、マスカルポーネチーズを重ねる。
去年も同じケーキ。
今年は、このところ我が家で流行の「シメイ」というベルギーのビール(青いラベルのやつ)を使ってみました。
そして、これが夫の朝ご飯なのです。
そういえば、昔々、ビールは朝ご飯に飲んでいたらしいです。
え?、言い訳じゃなく、ほんとのはなし^^
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by tomily | 2008-02-18 12:24 | くらし