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番狂わせを償えるもの。


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土曜日の今日、夢見ていたカフェランチ。
ただひたすら、ボーッとしたい。
注いでくれるコーヒーを、安らかな気持ちで味わいたい。
マフィンなんか、ぼそぼそとちぎりながら、何気ないように、それでもうんと味わって楽しみたいと思っていたんだ、ずっと。

夢に見ていたカフェランチ。

いつものお気に入りのカフェで。
ちょっと混んでいて、最初は尻込みしちゃったけど、それでもすぐに喧噪は治まって、ほっと息をつけるくらいになったからよかった。
だけど、、、。
もうシナリオができあがっていたにもかかわらず、お気に入りのマフィンがないじゃないっ!
セリフを忘れてしまった学芸会の子供のように、レジの前で無言で立ちすくむ。
メニューを5回くらい最初から最後まで見て、それでもお気に入りのマフィンはケースの中になかったから、見ても見ても頭の中に入ってこないメニューの中からやっと注文。
往生際の悪いわたし。
ないものを、ないとわかっていながらもあきらめきれない。
あぁ、あぁ、あのマフィンが食べたかったの、ほんとうに。

あまりにも激しく驚いてしまったので、席についてからもドキドキしていて、なんとかコーヒーをすすることができた時に、やっと見えたもの。
それが、オードリーのポストカードでした。
これは、注文と引き換えにもらった、オーダーしたよサイン。
いつも誰かのテーブルの上にあるのは、ジミヘンだったり、ジョンレノンだったり、エルビスだったり。
今日の私たちに与えられたのは、オードリー。
そしてそれが、この日の驚愕の番狂わせも、すっかり償われた瞬間。
そう、わたしはオードリー ラブなのです。



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オードリーと引き換えに。
夫の頼んだ、”ツナメルト サンドウィッチ”。
サワドーブレッド(ちょっと酸っぱい、あのアメリカ特有の)にツナサラダ、スライストマト、チーズを重ねて、軽くトーストしてチーズをほどよくトロトロに溶かしたもの。
わたしはと言うと、トースト、スクランブルエッグ、ラズベリープリザーブのブレクファストメニューからのもの。
朝ごはんメニューが好きなのだ。


何杯コーヒーのおかわりをしただろう。
何度幸せのため息をついただろう。


そして、夫が留守だったので一人で食べた晩ご飯。
面白いテレビ番組が見つからなくて、どれでもいいや、と思いつつ選んだ白黒映画。
よく見たら、やっぱり、オードーリー。
見た事あるな、この映画、と思ったら、ローマの休日だった。
今日はオードリーの日なんだな、ふふん、と思った次第。

little more...
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by tomily | 2007-09-30 13:53 | くらし

キズツイテイル。



大人になるにつれて、「きずつく」という言葉とか考えを自分にあてはめてみることが、いつのまにか下手になっていた。
寂しかったり、悲しかったり、どこかがひどく痛んでるような気がしてるのに。
笑えなかったり、涙がほろほろと流れたりするのに。
「きずついてるの」という一言が、どうしても言えない。


ぐっとこらえることが、大人の美徳なのだろうか。
気付かぬふりして通り越すことが、大人のやり方なのだろうか。


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どんなにこらえようと、いつかはこぼれてしまうのに。
飽和する手前で、なんとかしようとしてしまう往生際の悪さ。


それでも、このごろはちょっとだけ変えてみた、そんなやり方を。
声にはならなくても、心のなかで、
「ワタシハキズツイテイル」
と唱えてみる。


唱えたことで、すーっと何かが落ちていく。
認めたことで、ただそれだけで、救われるような時もある。


ここには誰もいない。
わたししか、いない。
あちら側にはいけない。
わたしはここでしか生きられない。
そして、わたしは深くきずついている。


それだけの悲しくも幸せな事実を認めさえすれば。


大人になどなれなくてもいい。
ただ、この呼吸を繰り返すことの約束さえできるなら。



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キズツキタガリノ
ココロノマドニ
キラキラヒカル
ムスウノホウセキ
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by tomily | 2007-09-29 07:20 | くらし

ベビーの服。



実は、子供服を買ってしまうこともあるわたし。
背は高いほうかなぁ(168センチ)と思うけど、アメリカサイズの横幅じゃ、お父さんのジャケットを羽織った子供みたいなおもしろ姿になっちゃったりすることもあるので。
で、子供服に使われる生地の模様はなんてかわいらしいのだろう、、、、と、ちょっと心惹かれたりすることもある。
たぶんわたし、こまごまとした、パステルな感じが少し好きなのです。


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おとといくらい、前日記事の焼き菓子、マフィン版を携えて友達の家に遊びにいったら、あらら、ベビーばっかり。
個人的にはベビーよりももうちょっと大きい3歳〜高校生くらいの子達が好きなのだけど(どういう範囲だろう、それって)、ま、ベビーなのだからしょうがない。
柔らかすぎてちょっとこわいので、遠巻きに眺めつつ、はぁ、やっぱりベビーの服ってかわゆい、、、と思った次第。
こまごまと何か薄い色で描かれてて、タオル生地だったり、ガーゼ生地だったり。
そんな生地の大人服があったとしたら、きっととても変な感じなのだろうけど、でもそんなキャミくらいなら許されるんじゃなかろうか、、、と未練がましく思ってみたり。


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でもって、うちのベビー(いや、ベビーじゃなくて、もう”オッサン”だ、きっと。)の唯一の服はこれ。
鈴がいいよね。
「ここにいまっせ。」とか、「頭かいーんやけど。」というような、お知らせ音を作ってくれる。

ベビーはやらかくて怖くて触れないけど、うちのオッサンはやらかくても、ぐしゃぐしゃに丸めて転がしてしまうのである。
そしてわたしの服は毛むくじゃら(とほほ)。
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by tomily | 2007-09-28 01:43 | くらし

オーブン解禁。


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昨日、とても久しぶりに焼き菓子を作ったのでした。
暑い季節のオーブンを使うお料理はあまり嬉しくないので、この何ヶ月か、オーブンを使わずに暮らしていたのだけど。

ちょこっとおやつっぽいものを作るのも、夏だから、ゼリーみたいな水菓子とかが美味しかったし。


そろそろかなぁ、と思いつつ、ようやく今秋最初のオーブンお菓子。
林檎とレーズンのマフィン&パウンド。
ちょっと面倒くさいなぁと思いながらも、よいこらせ、と。


同じ生地をマフィン型とパウンド型に流し込んで、焼き時間を変えただけ。
マフィンはお訪ね先への手みやげに。
パウンドは、今日のお昼ごはんになりました。


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焼き菓子には(というか、焼き菓子に限らず)洋酒を添えるのが好き。
でも、このお菓子は妊婦さんや子供ちゃんに食べてもらうかもしれないからと、ぐっと我慢。
なので、今日のひとりのお楽しみには、添えたソースにしっかりと洋酒。
バニラのリキュールを。


むむぅ、んまぁ(ほろほろほろ。。。)。
やっぱり洋酒の香りはたまりませぬ。
林檎とレーズンとシナモンという組み合わせがすごく好き。
そして、+バニラリキュールで130%の幸せ。


ところで、このごろの私のお昼ごはんは、焼き菓子にホウレン草のサラダとか、いい加減な組み合わせ。
でも、かなり嬉しかったりして。

some notes for ingredients and recipe
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by tomily | 2007-09-27 12:59 | りょうり

ふたつの朝。



学生の頃は、まっとうな暮らしができるようになるとは、到底思えなかった。
就寝は早くても1時か2時。
4時までに床に付けるといいなぁという感じ。
もちろんそんなだから、朝起きるのだって遅くて、朝ごはん兼昼ごはんというコースが当たり前な毎日。

夫とは大学入学してすぐ以来の付き合いだったので、2人してよく言ってたっけ。
「僕(わたし)たちは、社会人になれないね、きっと。」って。

卒業が近くなる頃にはそのセリフも、
「僕(わたし)たちは、社会人になれるんだろうか。」という言葉にならない不安に変わっていたけど。



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でも、不思議なくらいに、「まっとうな生活」に馴染んでしまった今。
あの頃は考えようもなかった、あの頃とはまったく違う朝。
夫の朝ごはんやお弁当を作る朝。
コーヒー片手に新聞をめくる朝。

目覚ましがならない土曜や日曜だって、いつもの通りの6時には起きてしまう。
それほどに深く染みついてしまった、朝のリズム。


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あの頃は知らなかった、ぬるいバターや甘酸っぱいジャムを塗って食べるトーストの美味しさ。
ちょっぴり切ないような、それでもたしかな道を歩いていることの安心に満ちた、しっかりとした歯触り。

続く道の、予言のようなもの。
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by tomily | 2007-09-26 12:20 | くらし

am i really in this world? (ココハドコ?)


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雨が降ると、まるでこの世ではない空間にいるかのような、ちょっとトリップしたような感覚を覚える。
音の響き方がいつもと少し違っていたり、空気の匂いがちょっと生々しく感じられたり、体のどこかが少し膿んでいるような錯覚に陥ったり。
この世じゃないどこか。


日常でありながら、日常ではないようなそんな感覚は、どこか旅に出るよりももっとリフレッシュできるような感じがする。
あ、でも、そっか。
それはここがあまり雨が降らない場所だからなのかな。
ん。。。わからないな。
一年の2/3は雨が降ると言われている土地に住んでいた時だって、雨が降ればなんだかわくわくするような感覚で過ごしてたし。
きっとわたし、雨との相性がいい性質なのでしょう。


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am i really in this world?
am i really inhaling air?
(ココハドコ? ワタシ、イキテイル?)


そう、わたしはこの世にいて、しっかりと生きている。
だって、この写真を体を冷たくしながら撮ったんだもの。
体の芯まで冷えきるほどに、雨の世界に埋もれて。
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by tomily | 2007-09-25 05:52 | くらし

しましまズ。



まだ9月なのに、すでに寒すぎるこのごろ。
最低気温は10℃以下。
ぷるぷるぷる、、、、。

それで、靴下嫌いのわたしも、でかける時くらいは靴下が必要かなと思い始めたところ。
でもって、靴下ぎらいなので、家ではやっぱりすぐに脱いでしまって、あっちへころん、こっちへぴろん。


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かわいい靴下は好きで、ついつい買ってしまうけれど、それでも靴下が苦手。
ともだちの家に行っても、すぐ脱いでしまうくらいに。
靴下を転がしたまま忘れてしまって、後日会った時に洗濯をして丁寧にたたんで返してもらった時は、ちょっと恥ずかしかったけれど。


靴下の季節、ちょっと憂鬱だな。
寒いのはダメじゃないけれど。


この秋いちばんの靴下はしましまだったのでした。

そしてしましまズ、な風景。


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彼は、最初の保護観察下で、仮の名前を「striper(しましま太郎)」と言いました。
養子にもらうことに決めて、「名前、変えてもいいかしら?」と一応許可を得て、「半目太郎」と改名したのだけど。
しましま太郎、だけど、彼の首飾りはグレー×黒×赤のタータンチェック。
「しましま」に逆らっているようでいて、私自身はむしろ、「しましま」が大好き。
猫と暮らそうと決めた時、真っ黒か、しましまの模様の猫がいいな、と思っていたし。


ふあ。
眠いです。
きょうもしましま猫と一緒に、2人と1匹、押し合いへし合いしてねんねこりん。
おやすみなさい。
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by tomily | 2007-09-24 13:27 | くらし

完全ひきこもり。



昨晩、今晩ともに、夕飯にお客様をお招きしました。
両晩ともに、一緒に外で食事を、というはなしだったのだけど、なんとなく外では親密な空気を作るのが難しい気がして。
それは、わたしの気持ち。
そして、それをたいそう迷惑がる方もいらっしゃる。


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わたしと夫以外の足音を聞きつけたら即、ベッドにダイブイン。
息をひそめて、まるで存在しないかのごとく。
それは、あまりにも心地よさそうで、時々(ううん、多分いつも)少し羨ましくなってしまう。

昨日は中国人夫婦。
今日は日本人家族(夫妻+子供ちゃんふたり)。

うちに人を招くのは好きだし、手料理を振る舞うのも好きだけど、どこかにひっそりとした暮らしをあきらめきれない気持ちがあるのもたしか。
微妙な感覚。

やることは違っていても、結局は似た者同士なわたしたち。
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by tomily | 2007-09-23 14:56 | くらし

わらべはみたり。



   童は見たり 野なかの薔薇
   清らに咲ける その色愛でつ
   飽かず眺む
   紅にほふ
   野なかの薔薇



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先日のアートフェスティバルで、ギネスの写真と一緒に購入した写真。
夫が選んだ2枚のうちの1枚がギネスで、私が選んだ2枚のうちの1枚がこの薔薇の写真。
どうしても買わずにいられなかった1枚。
何度眺めても、味わいきれないと思うほどに好きな1枚。


シューベルト作曲のメロディと共に、頭の中をぐるぐると回る歌詞。


   手折りて往かん 野なかの薔薇
   手折らば手折れ 思出ぐさに
   君を刺さむ
   紅にほふ
   野なかの薔薇


   童は折りぬ 野なかの薔薇
   折られてあわれ 清らの色香
   とはに褪せぬ
   紅にほふ
   野なかの薔薇


静かにひっそりと過ごす空間のなかで、音も言葉もなく奏でる調べ。
見える色と響くメロディ以上の何もそこにはなく、ただそのことに救われる思い。


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ただめくるだけかもしれないけれど、温かな匂いの本と、ただ匂うだけかもしれないけれど、鮮やかな香りの紅茶。
この写真のたもとに腰掛け、守られているような気持ちで過ごす午後。
わたしの暮らしのある場所。


*引用ー近藤朔風作詞による歌詞
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by tomily | 2007-09-22 05:14 | くらし

(polaroid #4) 落ち葉とわたし

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ここまで辿りついてくださった人、ありがとう。
小さな「しるし」を見つけてくださってありがとう。


ここでたくさんの思いをつづれるのはとっても幸せなこと。
毎日の暮らしの中の、昨日とは違う何か、明日じゃありえなかったかもしれない何か、そんなことをぽつりぽつりとつづっていくことの安心。
あぁ、わたしは今日も生きている、そんな実感。
撮った写真から芽生えて、つづる言葉に繋がる思い。


気持ちを伝えることにはスピードが必要で、なので最近はあまりあれこれ考えずに写真を選んで言葉を吐き出しています。
じっくりと時間をかけて、奥の奥まで考えを突き進めれば、結局何も伝える事など何もないような気になってしまうから。
わたしはいつもそんな風にやってきて、自分の中の殻にとじこもりがちなので、せめてここではスピードに乗って。


というわけで、ちぐはぐだったり、不完全だったり、未完成だったりするものばかりだけど、なのになのに、いつも遊びにきてくださってありがとう。
たくさんたくさん、感謝しているよ。


from tomily

p.s. 写真は雨上がりの今日の正午過ぎ、でがけに拾った落ち葉。
あまりに素敵な色だったので、家に連れて帰ってきました。
今日一番楽しかったことは、いつもよく行くスーパーの近くで、夫と一緒に2匹の猫さんと遊んだことでした。
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by tomily | 2007-09-21 12:53 | でんたつ