コーヒーの薫り
生まれて初めてアメリカに降り立った時、わたしの中にインプットされて消えないアメリカの匂い、それは、コーヒーの薫りだったのでした。
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といってもね、これは後になって気づいた事。
アメリカに住み始めて7年くらい経った頃。
里帰りの日本との行き来を重ねるうちに、ようやっと気づいた事実。
アメリカの空港に降り立つといつも感じる、「あぁ、ここはアメリカなんだ。」の気持ち。
それは匂いによって呼び興され、その匂いのもとは何かといつも考え続け、それはコーヒーのものであると確信できるまでに実に7年かかったという、ひどく鈍いわたしなのでした。
空港とコーヒーの匂いが合わさると、”Welcome back to America!"な匂いが調合されるようです。
さて、明日の主婦業が少し簡単になるように、今から夜のうちにお弁当を作っておくことにします。
by tomily
| 2008-05-30 11:56
| くらし