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うちの玄米ごはん

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毎日食べる「ごはん」。
毎日の基本の食べ物だから、ごはんの炊き方、それぞれの家庭でそれぞれの決まりやこだわりがあるもの。
ということで、今日は少しだけ我が家の「ごはん」について触れてみます。


写真は、屋外で食べる玄米ごはん。
南部鉄釜で炊きました。
玄米100%、3合のお米に690mlのお水(1合につき230mlの計算で)とひとつまみの海塩。
加熱時間は、沸騰後26分、蒸らし10分。


自宅ではいつも、圧力鍋を使って炊いています。
自宅で炊く時には必ず玄米4合で、水920ml、海塩ひとつまみ。
加熱時間は圧力がかかってから23分、火をとめてからは圧が自然に抜けるまで蒸らし。
微妙に調理時間が異なるけれど、鉄釜で炊くのと、そう大差はありません。
なのに、鉄釜で炊くごはんと圧力釜で炊くごはんとでは、全然味も、見た目も、食感も違う。
ほとんど、別の種類のお米?ってくらいに。
すごくしっとり、つやつやとしていて、「おこわ?」ってくらいにもっちりとしています。


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一方、鉄釜で炊く玄米はふっくらしているけれど、おしゃもじですくってみてもハラリとこぼれるような感触。
さっぱりとした味わいで、粒が生きているという感じです。



さて、どちらのご飯が好き?って聞かれると、一言では答えられない。
ご飯をお茶碗に盛って、おかずを添えてお箸で食べるなら、圧力鍋炊きの方が似合っている気がするし、カレーなどのスープ系のものといっしょにスプーンで食べるなら、鉄釜で炊くご飯がピッタリかな。
どちらもそれぞれに、それぞれの玄米の良さが楽しめる。


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炊き方はどうであれ、おいしく炊きあがったごはんには、こんな風に「カニの穴」と呼ばれるポッチリがあちこちにできます。
ちょっと気味が悪い、この見た目。
でも、この穴がご飯の内側までしっかりと蒸気が通ったという証拠で、そして「美味しくたけたよ!」というサインらしいです。



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ちなみにこれが我が家の南部鉄釜。
4年ほど前に日本で購入して、手荷物で飛行機に乗せて持ち帰ってきた物です。
重いの、なんのって、よくもこんなものを持ち帰ってきたものだ。
玄米ならば、3合炊きがせいいっぱいくらいの大きさだけど、2人+1匹の家族にはピッタリな大きさのかわいい鉄釜です。

by tomily | 2006-07-18 02:26 | りょうり