3月の徒然 ④
mamiya m645, tmy400, kentmere glossy paper/ 休業日のお店の中の見張り役。猫に休業はありません。毎日世の中をパトロール。
日々、あれこれと思いに耽りますが、特にぱっとした解決に至る事もなく、やっぱりいつも通りの日常を無言でこなしてゆくしかなく、人生とはそのようなものか、とがっかりしたり納得したりの毎日です。
若かりし頃、特に大きな夢を見ていたわけではありませんが、期待と希望は十分に持ち合わせていました。
大人になればすごくなる、って思ってました。
でもいざ大人になってみると、あぁ、こんなにちんけなものか、と思わざるを得ないのです。
依然、子供じみた不安と怒りの数々に葛藤と悶絶を繰り返し、根拠なく思い描いていたゴージャスで万能な大人とはほど遠い形の大人になってしまっているのだから。
だけど、幼い憧れや期待が過ぎ去った今、人生がもっと良きものに見えるようになりました。
わたしを育ててくれた大人たちの素晴らしかったことも、わかるようになりました。
理解すること、納得することは、とても大事なことです。
現実に目を背けなければ、それだけで前に進んでゆけるのだと思います。
大した事はできなくとも、ただ一生懸命暮らしてゆければそれでよいのだと思います。
小さい頃に思い描いてたほど「すごい」大人にはなれなかったけど、真面目な大人になれたことを嬉しく思います。
なかなか悪くない人生を歩いていると思います。
ハヴ ア グッデイ。
by tomily
| 2010-03-11 06:25
| くらし