人気ブログランキング | 話題のタグを見る

flower child

Top

ベイクの季節

ベイクの季節_b0088205_6422074.jpg

contax-rts, superia400/ お菓子に粗挽きのコショウをトッピングするのが好きです。

普段はあまり焼き菓子などは作らないのですが、寒くなってきたし、焼き菓子にすると嬉しいような果物も多く出回るようになってきたし、ぼそぼそっとしたものがふと食べたくなったりして、で、台所を見回すと一応の材料は揃ってるようだったので、いちじくとりんごの焼き菓子を作ってみました。
特に名前もないこのケーキ、特にレシピもなくて(なんとなくな想像レシピ)、面倒くさいので平べったい耐熱プレートにざばっと生地を流し込み、カボチャの種やオートや粗挽きコショウといっしょにたくさんのいちじくとりんごをトッピングして焼きました。
いちじくとりんごは生地の中にもたっぷりと練り込んであります。
生地は全粒薄力粉、オートブラン、ロールドオートの組み合わせ、お砂糖とっても控えめ、乳製品と油脂分なしの素朴な味わいになるようなものです。
しっかりと甘くてどっしりとした味の焼き菓子に慣れている人にとっては「なんてつまらない!」な食べ物です。
でも、わたしにとっては、おやつではなく朝食として食べるために焼いたこの焼き菓子は、気持ちよく一日を始められる感じの優しい味わいで、ちょっと好きだったりします。

このお菓子は先週食べきってしまったので、今日また、新しい焼き菓子を焼いてしまいました。
今日は、ちゃんとマフィン型に入れて、生地に少しだけバターも入れて、そして具材はなんと1年半ものの洋酒漬けドライフルーツです。
4〜5種類のドライフルーツがあるように見えますが、何を漬け込んだかなんて、もうちっとも覚えてやしないのです。
でも、アプリコットがあるのだけはわかりました。
バターは、この間のオレゴン旅行以来、ちょっと気になっている食材なのです。
普段はうちにバターがあることなんてないけれど、2週間ほど前の週末、ひとつのバターを買うのにmoriちゃんと慎重に吟味して気に入ったものを少量買ってきました。
いつも使わない食材はどう使ってよいのかわからず、でも今回せっかくなので焼き菓子に混ぜてみることにしました。
このマフィンもまた、なんだか滋味深くコクのある味、秋の焼き菓子は嬉しいなーと思うものになりました。

これからしばらくのあいだ、焼き菓子いろいろ作ってみようとわくわくなのです。
by tomily | 2009-10-27 07:07 | くらし