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【連載】イタリア旅行のお土産 ②

連載1回目から時間があいてしまってごめんなさい。
もうちょっとサクサクっと進めるつもりでいたのに、またお裁縫の神様が「お帰り、待っていたよ。」と訪ねてこられて、ちょっと忙しくしていました。
さてさて、連載2回目の今日は、心をいい匂いに包んでくれるイタリアの風を感じられるお土産を紹介しようと思います。


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すべてが茶色くて、これはなぁに?な写真になっちゃいましたが、実際に茶色いものばかりなんです。
くるくるっと親指と人差し指で丸をつくったような形のこのクラッカー、タラッリーニ(Tarallini)というものです。
イタリアのかかとの部分、プーリア州あたりで有名なお食事クラッカーなのですが(プーリアは美味しい小麦粉の産地としても有名)、もうすっかりこのクラッカーの虜になってしまったわたしです。
食べだしたら止まらないとっても素朴な粉の味わい、でも、オリーブオイルと白ワインが材料に入っていて風味もしっかり、う〜〜ん(むふふふ)なのですよ。
実はこの袋入りタラッリーニは、旅も終わりに近づいた頃、ローマで買ったものなのですが、本場で買えなかったとしても已然美味しさに変わりはないわけで、でもできれば本場で買いたかったなと思ったりしています。

そして右側の匙のようなものは、オリーブの木を材料に作られた先がとんがった木の匙です。
白い壁の家や路地に囲まれた迷路のような街、プーリア州のオストゥーニという街で買いました。
ふと出逢った白い家のレストランで夕食をとったあと、幸せ気分でふらふら歩いていると、家からひょっこり顔をだしたおじぃさんに「こっちこっち」と手招きをされ、家の中に入れてもらうとそこは工房だったのでした。
おじぃさんはオリーブの木を使ってこういったお料理道具なんかを作る職人さんです。
これはこうやって使う、こういうお料理を取り分けるのにすっごくいいの、とかそんな話をあれこれ聞きつつ、おじぃさんが作ったものたちをひとつひとつ手にとって触らせてもらっていたらとってもあったかい気分になってきて、最後にはこの先が尖った(おじぃさん曰く、角のついたバットなんかに入ったものをすくうときとっても便利なんだよ、とのこと)匙をひとついただいてきました。

プーリア州では電車に乗っていると、オリーブの木があっちにもこっちにもどっしりと大地に根をはっているのが見えるのですが、オリーブが有名な土地で育った私、その光景になんだかとっても温かく嬉しい気持ちになったのでした。
だから、その土地でこうしてオリーブの木のおみやげを思いがけず手にできたことを本当に幸せに思っています。

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わたしは鞄というものが大好きで(多分、おでかけが好きなのです、引きこもりがちだけど)、そしてイタリアの空港に降り立った時から、待ち合い席の椅子が革製だったりすることに感動したりしていたので、ついつい買ってしまった革の鞄です。

旅の後半、2〜3日滞在したイタリアのまんなかあたりウンブリア州のオルヴィエートという街でのお買い物です。
せっかくだから何か革のものが欲しいなぁと思っていた矢先、ちょうどいい具合に、こぢんまりとした店構えで、レジカウンターの奥にはミシンや工具などが置いてある手作りの革製品を売る店に出逢ったのでした。
お店をのぞいたその時もおじさんがカウンターの奥で作業していて、これもおじさんが作ったの?、そうだよ、全部オレが作ったのさ、なんて会話の後、「これ下さい」となった次第です。
わたし、目の前にそれを作った人がいる、というような状況に非常に弱いのです。
ちょっと話をしたりして、そこにいい感じの温度のようなものが生まれると、そのものがとても愛おしくなり家に連れて帰りたいと思ってしまうのです。
というわけでこの鞄、とてもしっかりとした佇まい、素敵でしょう?
なんと80ユーロくらい(一万円くらいかな)で買えてしまったのです。

そしておじさんの革のお店から2〜3軒となりの紙と革のものを扱うお店では、鞄の横に写る同じような色の革のお財布を16ユーロくらいで買ったのでした。

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同じく、オルヴィエートの街で買った小さなボウルふたつです。
朝のヨーグルトを食べるのにちょうどいい大きさのボウルが欲しいと思っていたところ(わたしの一日は、ベーグルとバナナと低脂肪ヨーグルトの朝ご飯で始まることになっています)、ちょうどいい大きさ、心惹かれるデザインの器を見つけてしまいました。
オルヴィエートはこういう類いの焼き物が有名らしいのですが、この器たちもこの街で作られたものです。

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くしゃくしゃに崩れてしまったお菓子たちです。
実はこれ、みーんな、もらいものなのです。
オルヴィエートの街の、あるパン屋さんにふらりと入ってみたらそこがとっても好きになり、お店のおばさんともすっかり仲よくなってしまい、結果、その街での滞在中何度もそこに通ってしまい、行く度におばさんがあれこれと売り物のお菓子を持たせてくれたのでした。
シンプルなお食事パン、フォカッチャ、何種類ものピザ、クッキーなどのスイーツ、なんでも作れてしまう魔法のパン屋さん、どれもこれも味わい深く、温かい味がするのでした。
買ったパンはみんな現地で食べちゃいましたが、お菓子は食べきれずに持ち帰ることにしました。(どうしても捨てられなかったのです。)
この甘く優しい香りのお菓子たち、どれもとても食べやすい優しい味、そしておばさんの愛情が嬉しい大切なお土産です。
今なお、少しずつちょこちょこと食べてはイタリアの風を感じているのです。


さて、次回予告です。
次回のイタリア旅行のお土産連載のキーワードは、「探していたもの」たです。
旅行前から楽しみにしていたものたちにちゃんと出逢うことができたので、そんなお土産たちを紹介したいと思います。
ではでは、引き続き、乞うご期待でございます^^
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by tomily | 2009-06-09 00:36 | たび