flower child

Top

熱いコーヒー

b0088205_7372963.jpg
Hasselblad-500c

わたしは、わたしを泣きそうな気持ちにさせる女性(ひと)が好きです。
その女性を思った時、その人の姿が単独で思い浮かべられる人。
他の人も、背景も何もなくって、すっきりとしたまっすぐな笑顔を思い浮かべられる人。
声もなく、ただただ、その優しい笑顔が染み込んだ空気だけを感じられる人が好きです。


そんな女性はあんまり多くはなくて、わたしは人付き合いが悪いのと、引きこもりがちなのとで、あまり友達関係というものを、密に勢いをもって育み続けるのは苦手なほうなのですが、それでも一度「あぁ、この女性だ。」と思った人に対しては、わたしはまるで忠犬ハチ公のようになってしまいます。
もしその人が誰かを殺したとしても、あるいは自殺してしまったとしても、わたしはきっとそれを理解するだろうし、その事も含めてその人を愛し続けると思います。
何年も合わなくても、手紙すら書かなくても、または一度も会ったことがなくても、その女性はわたしの宝物です。


さて、わたしは急に何を語り始めてしまったのでしょう?(笑)
今日、たっぷりと雲におおわれた冬の終わりのような気候の中、ひとり、春探しをしてきました。
ポラロイドカメラにフィルムバックを詰め、10枚の春の写真を撮ってきました。
淡い色の薄っぺらい桜の花びらを見ていたら、去年の今頃に遠くに引っ越してしまった愛する女性のことを思い出し、泣きはしなかったけど、号泣しそうな、それでいて温かな気持ちになったのでした。
春の一人歩きは危険だな、って思いました。
今、春探しを終えて疲れた心と体に熱いコーヒーが染み込んできて、ほぉぉっとした気分です。
[PR]
by tomily | 2009-04-15 07:58 | くらし