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ピンクグレープフルーツ

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わたしの好きなあの女性(ひと)と重なる部分があって嬉しいなぁと、密かにワクワクドキドキしながら読む過去ログ。
ピンクグレープフルーツ、かわいいよね、やっぱり、だなんて、自分の写真のストックの中から探りだしてきた写真です。


柑橘類の食べ方、我が家ではお皿に皮を綺麗に取り去った姿で盛って食べます。
そもそも、この食べ方は母譲りの素敵な食べ方だと思っています。
幼い頃、我が実家ではフルーツは晩ご飯の後、1時間後くらいに食べるものでした。
晩ご飯の片付けが終わって少しテレビの前に座って落ち着いてきた母は、晩ご飯とお風呂に入る時間のちょうど真ん中くらいの頃に、家族分のフルーツを一人分ずつお皿に盛って用意してくれるのでしたが、柑橘類の時にも必ず手で皮を綺麗にむいてお皿にのせてくれるのでした。
グレープフルーツは半分に切られて、白いお砂糖が上にたっぷりとのっけられて出され、すぷーんですくって食べるのでしたが、わたしはグレープフルーツの皮も綺麗に取り去ってしまいます。
皮をむいたグレープフルーツを金属のバットの上に並べて冷凍庫で程よく凍らせ(30分〜1時間くらい)、それを器にとりわけ、ハチミツかメープルシロップ、そして何か香りのよいリキュール(ブランデーか、グランマルニエあたり)をかけて食べるやり方は、お客様が来た時のちょっとしたデザートなんかにもなります。
皮をむくのが面倒くさいようなこういうフルーツを、手で丁寧に皮をむいて差し出すという行為はとても愛情に満ちていて、わたしの好きな暮らしの一こまでもあります。


実家は香川県にあるのですが、瀬戸内地方は秋〜春にかけて色んな柑橘類が楽しめる土地でもあります。
だからか、母は柑橘系の果物がとても好きで、でも、幼いころのわたしはすっぱいものや、辛いものや、苦いものや、そういった感覚を刺激するような味が嫌いだったのです。
幼いころから、色んな意味でびっくりすることが苦手だったようです。
きれいに剥いて差し出された柑橘でさえも、有り難いとは思えなかったものです。
大人になった今、すっぱいものが好きになり、台所のひと手間の有り難さがわかるようになり、そうしたらあの幼いころの思い出はとても甘く素敵な記憶となりわたしの心の中をぽかぽかと温かくしてくれるのです。



*お知らせ*
moriちゃんとわたしの写真ホームページ、mug'nmugのtomilyのgalleryに「place」というポートフォリオを追加しました。
お時間のある時に、どうぞご覧下さいませ。

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by tomily | 2009-04-10 01:18 | くらし